もくじ
9月17日 成田出発 フォートローダデール到着
旅行1日目。26℃、曇り後雨。
待ちに待ったカリブ海旅行に出発する日です。9時に起床します。
行きの飛行機はデルタ航空のデトロイト経由フォートローダデール行14時30分発です。
出発2時間前に成田空港に着いたので、荷物のチェックインを済ませてラウンジでのんびりします。
成田空港にはいくつかラウンジサービスがあって、提携しているクレジットカード会社毎に利用出来るラウンジが違います。
ダイナースの提携空港ラウンジ
今回は、ダイナースクラブカードの提携ラウンジに行ってみます。
出国審査後に利用できるラウンジはKAL Business Class Loungeという大韓航空のビジネスクラス利用者向けのラウンジでした。
(KAL Business Class Loungeの入口)
ラウンジの受付では、ファースト・ビジネスクラスの乗客かクレジットカードホルダーか確認されます。
ラウンジ内にも、ファースト・ビジネスクラスの乗客だけが利用できるソファー席がありますが、皆さん利用することなく好きな所に座っていらっしゃいます。
ラウンジでは、飲み物(アルコール含む)や軽食の無料サービスを行っています。
雑誌や新聞も豊富でインターネットも無料の快適空間なので、出発までお茶を飲みながらのんびり過ごしました。(この他にシャワールームや仮眠室が付いているラウンジもあります。)
主人はビールとウィスキーで出発前からほろ酔いに。
成田出発、そして経由地デトロイトへ
14時過ぎに成田国際空港を出発して、日付変更線を越えて、途中デトロイトで国内線に乗継して、同日23時にフォートローダデール国際空港に到着するという行程です。
個人旅行なので、アメリカ国内線への乗継サポートはありませんでしたが、飛行機を降りるとすぐに空港の乗継案内があって空港スタッフもいるので、個人でも特に問題なく乗継できる印象でした。
ESTAと荷物検査
皆さんご存知の通り、アメリカは通関が多少厳しくなって、渡航の際にはESTAビザが必要になりました。以前の通関では、英語が通じない乗客でも意外とかんたんに通していた印象でしたが、今回は乗客の列から通訳を募ってしっかり質疑応答してから通していました。私の場合は・・・国籍や渡航目的、滞在日数。複数人だと関係性などなど、あと軽いおしゃべりをしてという感じでした。
国内線の乗継までに抜き打ちの荷物検査が何度かありました。10人に1人位の割合で脇に寄せられて荷物の検査をされました。
私も荷物検査に当たって、トランクをX線に通しました。係員から指示がある場合は、トランクを開けて中身をワサワサして確認されます。指示がなければトランクをX線に通すだけなので、特に時間もかからずに済みます。
経由地デトロイトでの過ごし方
そんなこんなで飛行機を降りてから1時間ほどで乗継を済ませて、あとは出発時刻までのんびりタイムです。
残念ながらデトロイト空港はラウンジサービスがないので、自力で快適に過ごします。(笑)
デトロイト空港は空港内をトラムが走るほど広いので、空港散策するも良し、バーでライブ演奏を聴きながらお酒を飲むも良し・・・皆さん思い思いに素敵な時間を過ごされていました。
我々は、空港ATMに直行。マネパカードを使って米ドルを引き出します。その後は、長時間のエコノミーフライトで確実に老けたので、カフェでぼぉーーーーーっとしてひたすら体力を温存しました。
フォートローダーデールに到着
3時間の待ち時間の後、国内線に乗ること3時間、同日23時にやっとフォートローダーデール国際空港に到着しました。(デルタ航空は国内線でのブランケットの貸出がなく、機内で凍えました)
この時点で、成田空港出発から18時間以上が経過。
すでに主人も私も、命からがらやっとの思いでフォートローダーデールに辿り着いた感があり、相当疲れ果てていたんですが・・・なんとここから更なる試練が待ち構えているのでした。
レンタカーカウンターで1時間の行列
レンタカーカウンターは別ターミナルということで、空港内のターミナルを無料周遊しているシャトルバスに乗ることにしました。
順調にシャトルバスに乗り込み、レンタカーカウンターが集まるターミナルを目指します。
シャトルバスを降りると、みんなが一斉に走り出した!「な、な、なに??なにが起こったの・・・?」あっという間にダラーレンタカーの前に長蛇の列が出来ます。「夜中の到着だから、レンタカー借りるのも混まないよね〜」と高をくくっていたら大間違いでした。
カウンター前に、お国も言葉も様々な外国人が20人以上並んでる・・・ひぃーーーー。
1客に10分以上かかっています。例え英語が理解できなくても、どれだけ待ってる人が沢山いようとも、理解出来るまでは順番を譲りません。
何度でも、どれだけでも、繰り返し繰り返しカウンタースタッフから車の説明を受けては、何度も車をチェンジしています。
結局、予約した車を受け取るだけなのに1時間半以上かかってしまいました。
この時点で時計の針は24時30分。私、更に老けた・・・
24時過ぎる場合はホテルに連絡する必要があったので、主人がホテルに電話、私がレンタカーと、最後の力を振り絞って頑張ります。
ホテルは空港から5分の距離。「こっからはピューッですよ!」と思っていたら・・・ここから更なる悲劇が押し寄せるのでした。
5分の距離のホテルに1時間!(泣)
主人、車の運転が得意、道も得意。ナビなし初めての土地も迷わない。
なのに、なのに、空港からたった5分のホテルがどうしてもどうしても見つからないんです。
しかも、決してマイナーなホテルじゃないんですよ。ハイアットなのに・・・なぜか見つからない。
夜中のフォートローダーデールを車で彷徨います。道を聞ける人がいないやんけ。
コンビニ店員「んーこのホテルは知らないな。住所的には、多分、あっち。あっち方面に行けば見えてくるはず。」行ってみたけど住宅街だよ・・・。
ホテル関係者なら知ってるはず!
ホテルのフロント係「あーこのホテルは多分あそこだ!うんっ絶対にあそこだ!」確信を持って教えてくれたものの、結局、勘違いかよ!
そして迎えた3人目。
ガソリンスタンド店員「このホテルは知らないなーちょっと待って」スマホを取り出し調べてくれた。
彼のお陰で、やっとこさホテルに辿り着くことが出来ました。フォートローダーデール空港を出発してから、実に1時間以上が経過していました。
ホテルのフロントでは「随分、時間かかったわね~他のホテルならキャンセルになってるところよ~アハハハ」と、本当に笑えないジョークを飛ばされました。(泣)
こうして成田空港出発から22時間後、長い長い一日目が終わりベッドに倒れ込むのでした。
モバイルWi-Fiは必須(泣)
教訓は・・・「車にナビを付ける!」と「まだまだ若いと思うな、私。長時間フライトは有料アップグレードで体を優先すべし!」でした。
旅先で、詳細地図なし、ナビなし、携帯・ネット環境なしはさすがにキツかったです。猛烈に反省(レンタカー会社のカウンターで詳細地図を貰う予定でいましたが、詳細地図の用意はないといわれました)。※この旅行以降、モバイルWi-FiをレンタルしてスマホのGoogle Mapをナビモードにすることでストレスフリーになりました。
今回、フォートローダーデールまでの長時間フライトとホテルまでの移動で、ものすんごく老けた私。
何とか船旅出港までに疲れが癒えましたが・・・フライト当日もしくは翌日出港だったら、体調を崩して楽しめなかったんじゃないかと思っています。
機内の快適さは現地で多大な違いを生むので、旅費が許す限りは機内の快適さを優先させた方がお得と思い知りました。
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