東カリブ海クルーズ3つ目の寄港地セントマーチン島

オアシス・オブ・ザ・シーズ船内日記

もくじ

オアシス・オブ・ザ・シーズ乗船5日目

28℃、快晴。

東カリブ海クルーズ3つ目の寄港地セントマーチン島では、シートレックをやった後、ジャンボジェットの着陸を間近で見れることで有名なプリンセスジュリアナ国際空港そばのマホビーチへ向かいます。

今日も日課のウォーキングとカフェでのコンパスチェックを済ませたら、主人とパークカフェで朝食です。

寄港地セントマーチンでシートレック

本日の寄港地セントマーチンでは、船会社主催のオプショナルツアー【シートレックツアー】に参加した後、マホビーチを観光するというスケジュールです。

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ちなみにセントマーチンは、島の北側はフランス領、南側はオランダ領と分割している珍しい島です。
船が着いた港は、島の南側のオランダ領でした。

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前回同様、港に用意された番号別の集合場所に集合したら、免責事項書類の記入とリストバンドを付けてもらい、軽くツアーの流れが説明されて出発となります。

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今回も小型の船で向かいました。参加者は20名です。20分ほど船に乗ると、シートレック場所に到着します。

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海上に浮島小屋??浮島イカダ??、海底にはシートレック設備を備えているこの場所が今日の舞台です。

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シートレック初体験

まずは海上の浮島小屋でシートレックの説明会です。
今回ばかりは命がかかっているので、意外と丁寧に説明があります。
シートレックで使う器具の説明や、海底でやっても良いこと悪いこと、海底でのコミュニケーション手段となるサイン等々を30分ほどかけて教えてくれます。

ぎゃぁぁあぁ、シートレックなめてた・・・
怖がりやの私、スタッフの説明を聞いたらにわかに不安になってきました。
確か、オプショナルツアーの説明には・・・
シートレック(海底散歩)とは、あらかじめ海底に作られた歩道を酸素ヘルメットを被って悠々散歩しながら、魚に餌をやったり、海底の景色を楽しむ、体力に自信のない人でも楽しめる海底アトラクション。とあったはず。

しかしスタッフからは、「ヘルメットを被って上を向くとヘルメット内にどんどん水が入ってくるから、そういう時はパニックを起こさず、こうして」「酸素が供給されていなかったり、水が入って息が出来なくなったらすぐにこのサインをしてスタッフに知らせて」「緊急時はスタッフにこのサインをして、すぐに自力で浮上して」等々あれこれ説明されて、すっかり出来ない気満々になった私。

頭全体を覆う酸素ヘルメットは海上の器具とホースで繋がっていて海底でも常に酸素が供給される仕組み。
その重さ、陸上では1人で持てないくらい・・・数十kg?海に入る直前にスタッフが被せてくれるので、さほど重さは感じないから大丈夫!とのこと。
ヘルメットが重いから、海底に潜る際は重りも必要ないらしい。

私「えぇえええ。へ、へ、ヘルメットがそんなに重いなんてっっそれじゃ緊急時に自力で浮上出来ないじゃん!?」
主人「あははは、大丈夫。大丈夫。ほら、深呼吸して上手くいくことを想像して」
何の解決にもならないことを言ってなだめる主人。

スタッフからの説明が一通り済んだら、お次はグループ分けです。
奇しくも1回目のグループとなってしまった私。
主人はワクワク、私はドキドキ。
いよいよ、海底に続くハシゴの前に並びます。

ここでっっ大ハプニング発生!!!
2回目のグループと言われていたフランス人カップルが、1回目のグループに殴り込み参加しているじゃありませんか!!!(スタッフの話が全く通じていなかった)
私が怖がったばっかりに我々は最後尾。我々の前にはフランス人カップルがバッチリ並んでいます。
私「大丈夫かな?本当に大丈夫かな?1回の人数が10人って決まってるのに酸素足りるのかな?」
主人「大丈夫だよ。ヘルメットが足りなくなれば、自動的に次の回なんだし。」

そこで急いでヘルメットの数を数える私。
スタッフが用意しているヘルメットは全部で10個。何故か?横によけられたヘルメットが2個。

私「酸素供給の調子が悪いヘルメットとかになっちゃったら嫌だな」「やっぱり2回めのグループにしようよ」
自分でもうざ苦しいほど心配性な私。私、人一倍酸素が必要なんです。

往生際の悪い私を無視して、列はどんどん進みます。
当然のことながら、用意されていた10個のヘルメットでは足りず、急遽、横によけられていたヘルメットにも酸素ホースが取り付けられます。
私「10人以上だから、次の回にする。」
スタッフ「ノープロブレム!!カモーーン!!」
私には大問題なんだよぉぉぉぉ!!そんなツッコミも虚しく、ヘルメットを被せられるのでした。

海底に続くハシゴに立つと、海面スレスレでスタッフが酸素ヘルメットを被せてくれます。
しばらく息をして酸素が供給されているか確認をします。問題がなければ、そのままハシゴを降りて行きます。
海底には人工遊歩道が設置されていて、ここからはスタッフの指示に従って悠々海底散歩の始まりです。

先程までの不安が嘘のように、目の前に広がる海底の景色に釘付けになる私。
珊瑚礁や魚の群れ、海底に沈んだヘリコプターなどなど、夢とロマンの海底世界が広がります。
海底散歩の途中では、スタッフがウニや珊瑚を持たせてくれたり、イソギンチャクを触らせてくれたり、魚に餌がやれたり・・・その都度、写真を撮ってくれます。
シートレックでは個人カメラを持ち込むことが出来るので、スタッフにお願いすると写真を撮ってくれます。(後でチップ$5$10)
個人で水中カメラを持って行かなくても、スタッフ側でも写真撮影をしてくれるので、後でCD-ROM($35)を買うことも出来ます。
30分ほどの海底散歩を楽しんだら、あっという間に終わりの時間です。
海上に伸びるハシゴを登って行って、海面スレスレでスタッフがヘルメットを外してくれます。

2回目のグループが海底散歩を楽しんでいる間は、ゴーグルやシュノーケル、フィンの貸出があるので、浮島の周りをシュノーケリングするもよし、浮島で休むもよし、皆さん思い思いに過ごしています。
2回目のグループが上がってきたら、CD−ROMの販売があり、チップをあげる時間があって【シートレックツアー】終了となります。

感想は、最初は乗り気じゃなかった【シートレックツアー】($99.75)最後はノリッノリでした是非是非、オススメしたいです。

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帰りも行きと同様、小型の船が浮島小屋まで迎えに来てくれます。
船長さんにお願いすると、参加者からのリクエストを募って下船場所を何箇所か設けてくれます。(下船時にチップ$1)
各自、その後の予定によって都合の良い場所で下船します。
我々はマホビーチに行く予定だったので、タクシーが拾いやすそうなダウンタウンで下船することにしました。

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プリンセス・ジュリアナ国際空港に隣接したマホビーチへ

この島では、タクシーは6人乗りのバンタイプが主流。1台$50。
乗り合えば安く済むけど、運転手さんは乗客を探してくれないので、自分で乗り合う人を探すことになります。
ダウンタウンに着いたのが中途半端な時間で、今からマホビーチに向かう人が見つからない。
運転手さんと交渉して、1人$18計$36でマホビーチまで行ってもらうことになりました。(別途チップ必要)
30分ほどのドライブで、無事にマホビーチに到着!!こちらもオランダ領です。

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プリンセス・ジュリアナ国際空港に隣接し、ジャンボ飛行機の離着陸が間近で見られることで有名なマホビーチ。そこにあるサンセットビーチバーで、ジャンボ飛行機(国際線)の発着時間を確認します。おっあと30分ほど来る模様。

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小型機はわりと頻繁に訪れます。

SUNSETレストランでは、その日のフライト時間をサーフボードに書いてくれています。

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バーは、飛行機の離着陸を見るお客さんでとっても賑わっています。
いつも通り、海で遊ぶとお腹がペコペコになる私、クラブソーダを飲んでランチを食べながら飛行機が来るのを待ちます。

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あとから知ったことによると・・・
1日3本しかないジャンボ飛行機(国際線)の発着時間にドンピシャで間に合ったようです。ラッキーでした。

小型飛行機(国内線)は頻繁に来るそうですが、ジャンボ飛行機(国際線)は1日数本なので、周りのお客さんは3時間待ち4時間待ちと話していました。

国内線と国際線両方見ましたが、やっぱり国際線はど迫力!!!!でした。
マホビーチに行かれる際は、是非、ジャンボ飛行機の時間を確認してから行ってみて下さいね。

ジャンボ飛行機の着陸を間近で見て大満足した後は、バーを出て有名な看板の前で記念撮影。

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その後はひとしきりマホビーチで遊びます。
とにかく透明度がすごい!!!海があまりにも綺麗で、シュノーケリングしていても全く飽きません。
海で遊んでいる間も、飛行機の墜落か!?と思うほど間近に飛行機が・・・圧巻!!!!の一言でした。海から見上げる飛行機もまた格別でした。

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帰船したらプロムナードでピザタイム

マホビーチでめいいっぱい遊んだ後は、急いで港に帰ります。
船が着いた港もオランダ領側ですが、ここからタクシーで40分はかかります。
海で遊んでお腹が減ったので、プロムナードのソレントズでピザを食べます。

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こちらのピザ、ショーケースに並ぶピザの中から好きなピザを選ぶことも出来ますが、自分の好きなソースや好きなトッピングを選んでカスタムメイド?することも出来ます。
カスタムメイド版のピザは小型のホールで、焼き上がると席まで持って来てくれます。
その後はプロムナードのくじ引き大会に参加して楽しみます。(豪華賞品が当たるかも!?)

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オアシス・オブ・ザ・シーズのアイススケートショー

夕食の前には、私が楽しみにしていた【アイススケートショー】です。
アイススケートショーは「ファンタスティック!!!」の一言に尽きました。
アンデルセン童話がテーマのショーですが、アイススケートだけでなく幻想的な砂絵のパフォーマンスもあり、男性も女性も大人も子供も皆で楽しめる内容になっていると思います。
ショーの詳細は、是非、観て感じて頂きたいのでここでは割愛させて頂きますね。

アイススケートショーを見るのにおすすめの座席

ベストな座席は、ずばりっっステージ正面ブロックの最前列がオススメです。(コの字型のスケートリンクです)
アイススケートはリンク全体を使って演技されますが、必ずポーズは正面ブロック前で決めます。
なので、正面ブロックでの鑑賞がオススメです。
あと最前列だと、演者の豊かな表情や躍動感がびしびし伝わってくるので最高に盛り上がります。

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正面ブロックの最前列やサイドブロックの最前列端にお子さんが座っていると、アイススケートショーへの参加が出来るかもしれません。
ご希望の方は、是非、ステージサイドブロックやステージ正面ブロックの最前列のお席をお取り下さいね。
会場はとっても冷えるので、上着やショールなどお忘れなくです。

夕食はメインダイニングへ。

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前日、スキップしてしまったせいか?テーブル係のスタッフに「一体全体どうしちゃったの??」と大げさに心配されます。(笑)
不思議に思って聞いてみると・・・昨日はお隣の美人母娘も、向かいのご夫婦も、そのお隣の友達グループも、皆さんメインダイニングでの夕食をスキップしていたとのこと。
そりゃびっくりするわな・・・みんな旅の後半でお疲れなのかな?
もちろん、メインダイニングでの夕食は自由参加なので、ウィンジャマーカフェに行くもよし、有料レストランに行くもよし、ルームサービスを取るもよし、夕食をスキップするも良しです。

オアシス・オブ・ザ・シーズ内のレストラン

日本食がいただけるIZUMI「泉」。エントランスには黒塗りの日本刀が飾られていて、キル・ビルの世界観を彷彿とさせますね。

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メインダイニングのひとつ、GRANDE。

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こちらもメインダイニングのひとつ、AMERICAN ICON GRILL。

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そしてこちらもメインダイニングのひとつ、SILK。どのメインダイニングも異なるテーマ性を持たせているようです。

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こうして早くも後半、夢のクルーズ旅行5日目が終わっていくのでした。

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